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「鰰(ハタハタ)の三五八漬け」
三五八とは東北地方で古くから作られる甘酒に塩を加えた漬け床のことで、
福島県会津地方独特の漬物のこと。
塩・三、麹・五、蒸し米・八の割合で混ぜ合わせて作ることから、
「三五八」と名づけられたのだそうだ。
今回の食材は「鰰(ハタハタ)」だが、
ご当地では魚は言うに及ばず野菜や肉も日常的に漬けられており、
「三五八漬け」のレシピを紹介するサイトを覗いてみれば、
銀杏・アボカド・コンニャク・チーズ etc と何でもありだ。
何と、万能の漬け床ということか?
ふむ。
はたして「鰰(ハタハタ)の三五八漬け」や如何に!
微かに麹の香りが漂ってハタハタの味に奥行きを与えているのだろう。
若干漬かりが浅いようにも感じられるが、
味・香り共に華やかさが感じられるのはこれが「三五八漬け」か?
一方ここ山陰のハタハタのポピュラーな食べ方の一つに干物があるが、
これは何も手を加えず素材の味のみを楽しむものだ。
東北の「三五八漬け」を華やかと言ったが、
となれば山陰の干物は素朴な旨みと言ったところか。
ではどちらが旨いのかという問いが聞こえてきそうだが、
これには答えられない。
イメージとしては、
七輪で焙って焼きたてをつつきながら一杯やりたい干物に対し、
厳寒の地で外の寒さや荒れる風の音から隔離された暖かな屋内で、
腰を据えて飲む酒と「鰰(ハタハタ)の三五八漬け」だろうか。
まあいずれにしろハタハタ自体が旨い魚とは百も承知なので、
どうしたって欲目に駆られて見てしまう・・・ということだ(笑)
●「鰰(ハタハタ)の三五八漬け」
◇話題性・・・★★★☆
◇ 味 ・・・★★★☆
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