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これほど待ったのだからもう良かろう・・・
と思い立ち書店へ向かった。
そう、「東京タワー」 (リリー・フランキー著)を買うために。
書店に入り単行本コーナーに行くと、
― まだ、やってやがる ! ―
単行本コーナーの一画に「東京タワー」コーナーがデカデカと作ってあるのだ。
その一画全部「東京タワー」。
おまけに大きなPOPが張ってある。
『200万部、突破 ! 』
このボリュームあるコーナー作りと迫力あるPOPがあるが故に、
私には手が出せない。
とてもじゃないが読む気になれないのだ。
というわけで本日購入した本。
倉本聰の作品はつい買ってしまう。
どのようなコーナー作りがしてあろうとおそらく買ってしまう。
弱いのだ。
倉本聰は私に衝動買いをさせる作家だ。
「僕は、みんなをゆっくりと見回した。
どいつもこいつも不敵な面構えをしていた。
僕は正直な気持ちを、口にした。
『愛してるぞ』
みんながいっせいに立ち上がった。
世界が、僕達の世界が、正常に機能し始めた。」
― 異教徒たちの踊り ― 金城一紀 著
2度目だがやはり面白い。
肩の凝らない内容が今の心境にはありがたい。
いい大人が「少年ジャンプ」や「少年マガジン」を読んで喜んでいるような、
そんな面映さを感じないではないが、
そういう小説がありがたいと思うときがあるものだ。
ただ、時々考えることがある。
よくある問題だが、
もしも無人島に行くことになって、
本を1冊だけ持っていくことができると言われたら・・・
さて、何を持って行くか?
金城一紀は面白いが、
とてもじゃないが無人島に渡った後の残りの人生に匹敵するとは思えない。
では、何を?
今のところ思いつくのはこの1冊。
― 草枕 ― 夏目漱石 著
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