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なんちゃって太公望「duo」の雑記
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こら、メザシ、
お前、旨すぎるぞ !!!
おまけに安くて手間要らずで。
いったいどれだけ酒を飲ます気だ !?

いつ、どこで水揚げされたのかもわからない「かたくちいわし」。
市場での評価は決して高いとは言えない。
では旨くないのか?
価格相応ということなのか?
と言えば・・・
どっこい !!!!!!
答えはこの味を理解できるかどうか?ということに尽きる。
理解できれば、
これほど安くて旨い食材も滅多にあるもんじゃないとわかるはずだ。
「庶民の味方」という言葉は、
きっと安価なだけでは定着しないのだ。

●「かたくちいわしのメザシ」
 ◇話題性・・・★★
 ◇ 味  ・・・★★★☆


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謹賀新年

1月1日のILLUSION LIVEは琴の演奏。
ありとあらゆるジャンルが登場するILLUSION LIVEだが、
邦楽まで出てくると感動すら覚える。
演奏の良し悪しが私にわかろう筈もないが、
会場内に立ち込める雰囲気は正に正月そのもの。
これもまた「有り」だ。

ちなみに外は大晦日の夜から本格的に降り始めた雪が積もり、
大晦日のカウントダウンは去年に比べ幾分静かに行われた。

閑話休題。
今年は良い年になりますように。

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26日のライヴは照明をほとんど落とした中、
久しぶりにイントロにinstrumentalを使った。
暗いステージではさほど緊張することもなくギターに集中できる。
これができるとステージのバリエーションが何倍にも膨らむし、
私的ステージのパターンを構築しやすくなる。

ちなみにイントロに使ったinstrumentalは、
1日遅れの「HOLY  NIGHT」。


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仕事も何とか一段落。
ライヴも私の出番は26日に終わって、
ようやく年賀状を書く余裕ができた。

「今どき手書きの年賀状!」と笑うなかれ。
どれほどアナログだろうとせめて宛名くらいは手書きで・・・
「あの頃を思い出すね!」が伝わるような気がするもんな。

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今年も始まった「鳥取砂丘 イリュージョン Ⅴ」。
来年1月3日までの約2週間は、
昨年同様「イリュージョン ライヴ」に大外からお手伝い。
と言いつつ今年は出演者としても参加で・・・(^^;v テヘ
(写真はライヴ会場から見たイリュージョンのメイン・ツリー)

ここのところイリュージョンの企画が持ち上がるたびに、
あるいはイリュージョンが終了するたびに、
「今年が最後のイリュージョンになる」という声が聞こえる。
どういうことなのかその詳細はわからないが、
市民と行政の歩調が揃わないのが原因か。

私はこういう企画が立ち上がり存続していくには、
ドラマや物語が必要だと常々考えている。
そこにあるのが「地域の活性化のため」とか「観光のスポットに」くらいの、
どれを取り上げても何にでも置き換えられるような希薄な理由ならば、
寂しい事だが長く続くイベントにはなりえないだろうと思う。
あれだけ強烈なインパクトあるドラマの中で立ち上がった、
「神戸 ルミナリエ」でさえ存続の危機を囁かれるのだ。
今や「●●銀座」よろしく地方都市のいたる所で見られるイリュージョン、
一過性のブームだと割り切って次のイベントを企画するのも手ではないかな・・・


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「赤ひげ診療譚」 山本周五郎著

HPの「Prologue」の「読書について」の中で山手樹一郎の「桃太郎侍」を、
「娯楽小説ではあるが、大衆文学としての完成度の高さは比類のないものだ、
 と自己中心的な欲目をもって声高に言っておきたい」と書いた。
「桃太郎侍」は私にとって非常に面白い小説でこれを訂正しようとは思わないが、
実はそれとは別次元で山本周五郎の作品の数々を私は愛している。

優しく、強く、時に厳しく、或いは時にウイットに富んだ物語は、
時代小説を読みながらも現代の日常の機微をまざまざと感じさせる。
これほどに「粋」という言葉が似合う作家を私は他に知らない。

「氏の作品の完成度の高さは比類のないものだ。
 これが自己中心的な欲目でないことは周知の事実だ」


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ねっとりとしたペースト状だが、
舌触りで魚卵ということがわかる。
濃厚な旨みはウニに通じるものがあるような気がするが、
もっと複雑なコクを加えて熟成させたような奥行きを感じる。
ああ・・・これはイイ。

このまま食べて日本酒をチビリと舐めるのも大変結構だが、
アレンジによっては料理の幅をグンと広げるのではなかろうか?
事実検索をしてみれば、「手巻き寿司」、「サラダ」、「カナッペ」、
「パスタ」、「フランスパン」etcと和洋問わず賑やかな調理例が並ぶ。

箸の先に少し取り舐めながら考える。
ふむ、私ならどういう使い方をしようか・・・
味わう楽しみもさることながら、
これは「考える」という楽しみも付いて来た。

●「生からすみ」
 ◇話題性・・・★★★☆
 ◇ 味  ・・・★★★☆

 

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あることで必要に迫られ格安で購入したバッグは、
知る人ぞ知る「Barbour (バブアー) Cartridge Bag」。
本来はハンティングの時に銃弾(Cartridge)を入れておくバッグだったのだが、
今では「Barbour」と言えばフライフィッシャーマン御用達という感がある。

冒頭の「あることで・・・」はどんなバッグでも良かったのだが、
いったんフィッシングバッグが頭に浮かんでしまっては、
もう他のバッグに検討の余地を見出すことはできなかった。

実は私にとってフライフィッシングというのは禁断の釣りなのだ。
遠巻きにして「そういう釣りがあるのは知ってるよ」くらいにして、
できれば見て見ぬ振りをして通り過ぎたい釣りなのだ。
というのも私の性格からして、
私自身を分析するにこの世界は非常に危険だ。
極彩色のネオンが光り輝き、
おいでおいでと甘美な声で囁きかける蟻地獄なのだ。
一度その世界に足を踏み入れたならば、

・・・・・・・・・・・・・・・・・きっと私は溺れる。

わかっていたつもりなのに、
ついぞ気にもしない全く係わりのないジャンルから、
まさか「Barbour」に出会うことになろうとは・・・

 

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