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なんちゃって太公望「duo」の雑記
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昨日、7月30日は土用の丑の日。
昨今輸入物で物議をかもすウナギだが、      
消費大国日本の我々が口にする約80%はその輸入物なのだという。
一方、国産の養殖ウナギは19%強。
何と残りの1%弱が国産の天然ウナギなのだそうだ。
(※天然は1%にも満たない?何たること!!!!!!!)

マスコミの報道によると、
今年「中国産」以外のウナギは売れに売れたらしいが、
一体、上述の数字を考えた場合、
絶対数の足りない「中国産」以外のウナギはどうして賄ったものか?
聞いた話だが、
「四万十」とか「浜名湖」という名の入った商品の中には、
「中国産」をラップし直し「国産」と称して売られているという報告があるらしいが・・・

ところで話は全く変わるが、
パリのレストラン「グラン・ヴフェール」でミシュラン3ッ星を得て、
「料理の教皇」と呼ばれたレイモン・オリヴェ氏。
氏の書き残したものに、
「世界最高のコンソメは"肝吸い"」とあるのだそうだ。
こういう話を聞くと天然のウナギ、
何とか手に入らぬものかと真剣に考えてしまう。

いっそのこと、ウナギ釣り・・・?
う~む、そう来るかぁ。

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まったく、昨日の今日なのに、
我ながら良くやるよ。
ホント。
別にスタンド・プレーでも売名行為でもないのだが、
あそこのあの辺りから、
「選挙でも出るのか~!?」
なんてツッコミが聞こえてきそうだ。
だけどこれは、
「私が気持ち良く遊ぶための必要なツールなのだ!」
と考えればどうということもない。
事実その通りなのだし・・・

07072704.JPG













というわけで今朝。
久しぶりに出たキス釣りの帰り支度の流れで、
エサの入っていた袋に半径1mに満たない範囲のゴミを集め持ち帰った。
これでも全然拾いきれていない。
わかっていたようでも、
改めて拾ってみてそのゴミの多さにあきれてしまった。
とは言え、まあ、
あまり気負わず、
できる範囲で続けてみるかな。

ところでキス釣り。
釣れても釣れても、
次から次へとリリース。
何と小さいサイズだろうか!!!

07072703.JPG













良いシーズンを逃したとはいえ、
もう少し型が揃うだろうと思っていた。
こりゃキスというよりワカサギだな!
イメージとしては、
このサイズが50~30mほど沖にビッシリいる感じ。
これならハリのサイズ一つか二つ落とせば文字通り入れ食いだろう。
だけどな、
こんなサイズのキスを沢山釣って、
「3桁釣り、達成!!!!」
なんてこと言うなよ。
認めんぞ、私は。

P7190019.JPG













誰がどんな遊びをしたのか?
大切な玩具だったこともあるのだろうに。

ゴミ。
カテゴリーに「ビーチコーミング」を加えたのは、
実はこの問題を折に触れ取り上げたかったからだ。
海岸を歩けば、
「きれいな貝殻を見つけた」
「こんな珍しいものが打ち上げられてた」
では決してすまない。
海岸の漂着物のほとんどはゴミだと言っても過言ではないからだ。

P7180022.JPG













ただそのゴミも、流木や海草なら何の問題もない。
いずれ自然に返るからだ。
問題は人間が捨てた生活雑貨など。
特にプラスチックゴミは天然素材のように分解することはなく、
太陽の紫外線による劣化や波にもまれ崩れることはあっても、
もっと小さいかけらになっていくだけで決してなくなりはしないのだ。
そしてそれはやがて海全体に広がり、
風や海流の弱いところに集まり蓄積されている。

知っているだろうか?
胃にペットボトルの蓋や使い捨てライターや風船をつまらせ、
死んでいる海鳥やその雛鳥が多数発見されているということを。
ハワイでは、
胃や腸に何千ものプラスチック片が入ったカメの死体が見つかったということを。
毎年100万羽以上の海鳥や10万頭以上の海棲哺乳類やウミガメが、
プラスチックを飲み込んだり、
プラスチックの網やロープに絡まって死んでいると推測されていることを。

想像したことがあるだろうか?
海鳥やカメの生命を脅かす海は、
ひょっとすると将来、
人間の生命を脅かす海になるかもしれないということを。 


070724.JPG













昨日7月23日、
ここ山陰地方の梅雨明けが発表された。
日めくりを見ると「大暑」となっている。
申し合わせたようじゃないか。

写真は今朝、24日の夜明け前。
久しぶりに鮮やかな朝焼けだ。
少々肌寒くはあったが穏やかな海に波はなく、
キスを狙えば面白かったのかもしれない。
が、
先日のマアジの狂喜乱舞の残像がまぶたに焼き付いていて、
柳の下のドジョウを狙ったのだが残念、no fish。

早起きしたのに結果を出せなかった釣りの帰り、
サーフを歩く足に絡む砂がやけに重い。

07072301.JPG













対照的に、
彼の足取りは軽やかだ。
エサを探しているのか、
さては本格的なビーチコーミング?
時々立ち止まっては私を振り返る。
釣れた魚を撮ろうと思って持参したカメラ。
立ち姿が美しく様になっていたので彼に向けると、
カメラ目線で少し立ち止まってくれた。

070721.JPG













良し悪しではない。
私にひたすらページをめくらせるのは、
ただただ懐かしさに他ならない。

当時、私は高校1年生。
友人と3人で四国旅行に行ったときの事。
みんな「前略おふくろ様」にはまっていて、
電車の中だろうが、
旅館に入ってからだろうが、
出てくる言葉は「アヤァ」。
何かあると「アヤァ」。
ちょっと変わって「アイヤァ」。

あの時、
ちゃんとした会話はあったのだろうか。
全く記憶にないのだ。

2ヶ月前の「島ラッキョウ」に続いて、
「ニオイ系・食の考察 第2弾」は「行者ニンニク」。

「アイヌネギとかキトビロ等々と呼ばれるユリ科ネギ属の多年草で、
同じ属に玉ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどがある」とある。
なるほど、
これなら「島ラッキョウ」とりっぱにタイマンを張れそうだ。

07071801.JPG















昔深山で修行する山岳信仰の行者たちが、
荒行に耐える強壮薬として食べたことから、
「行者ニンニク」という名前がつけられたらしい。
事実、アリシン(硫化アリル)をたくさん含んでいるので疲労回復に効果があり、
脂肪代謝、脂肪燃焼を高め、
血液をサラサラにして循環を良くする。
糖質代謝の促進、血圧の安定、視力の衰えを抑制等の効能もある・・・
と、ありがたいことこの上なく、
って言うかまるでニンニクそのものみたいな山菜だ。

というわけで「行者ニンニク」、
我が家に仕込んで2ヶ月になろうかという醤油漬けがある。

07071802.JPG













時々引っ張り出しては摘んでみるのだが、
これがまた、なかなか。
何しろ私の大好きな醤油漬けだから、
気が付けば一皿があっという間に無くなってしまう。

「あー、これいいかも? ごはんが欲しくなっちゃう♪」

なーんて言いながら酒を飲んだ翌朝、
強烈な自分自身の口臭で目が覚める。
んっ!?
このパターンって・・・
「島ラッキョウ」と同じジャンッ!!!!!!!!!(号泣)

「行者ニンニクの醤油漬け」
◇ 味  ・・・★★★
◇話題性・・・★★★

 

070715.JPG













波打ち際のほど近く、
直径3~4cmほどの穴を見つけることがある。
これは水のきれいな砂浜に生息する「スナガニ」の巣穴だ。
普段この穴の主を目にすることはなかなかないのだが、
それでも時々その姿を求めて広大な浜を探し歩くことがある。

夜間は砂浜に打ち上げられた動物や海草を食べるため、
それほど警戒心は強くないらしいが、
昼間のスナガニの警戒心たるや尋常ではない。
数十m先からでもこちらの姿を認めると、
猛然と砂浜をダッシュして巣穴に逃げ込んでしまう。
そして一旦巣穴に入ってしまうと、
「地下道でもあるの?」と思いたくなるほどに、
先ずその穴から出てくる姿を見ることはない。

以前、無数に巣穴がある浜を歩いたときのこと。
足元にはいくつもの巣穴はあるが生き物の気配はない。
一方、
数十m先では私が一歩踏み出すごとに何かが浜を走り去る。
かなりのスピードでフワフワッと浜を走り、
忽然とその姿を消してしまう。
歩くほどにその繰り返しだ。
「何だ、何だ?」
と思えばこれがスナガニ。
なるほどスナガニ類の英語での総称は、
「Ghost crab」(幽霊ガニ)と言うのだそうだ。
遠目に影のような物が走り姿を消す・・・まさしく。

ただ近年は海洋汚染や砂浜の減少により、
スナガニの生息地は減少傾向にあるのだそうだ。
ここにもまた人間社会の犠牲者がいた。

 

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