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なんちゃって太公望「duo」の雑記
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【DUO'S BAR】

本日の逸品。
「ワラビの塩漬け」・「葉山葵の醤油漬け」

二品とも少し詰めが甘い気がするが、
本来季節を味わうものだから細かなことは気にするな。

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日本海沿岸、
今日のように南風が強い日は、
海で竿を出すよりももっと楽しいことがある。

すなわち、磯遊び。

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いつものように仕事の合間、
近場の磯に少しばかり立ち寄って・・・
イガイ・クボガイ・バテイラ(シッタカ)・コシダカサザエ・クマノコガイ等々。
小さな貝ばかりでとても大漁とはいえないが、
少ない時間でこれだけの顔ぶれが揃えば結構満足。

(晩酌のつまみていどの収獲です。
 決して密漁なんて大それたことではありませぬ。)

 

仕事の合間のちょっと時間ができたときに・・・
ライヴの練習中の集中力がふと途切れたときに・・・
トイレに入るときに・・・

ちょっとした休憩にはうってつけの本だ。

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ご存知、
若様大活躍。
(今どき、誰に向かって「ご存知」と言い切っているのか謎だが・・・)
手達治の「若様シリーズ」。
何しろ勧善懲悪のどこにでも転がっているストーリーが、
肩が凝らなくてありがたい。

それにしてもこの小説、
ページ数が420数ページあるのだが、
にもかかわらず活字の小ささが尋常じゃない。
最近の文庫本にはちょっと見られない極小サイズなのだ。

ストーリーに肩は凝らないのだが、
あまりの字の小ささに少々疲れ気味だ。



知人が葉山葵(わさび)を届けてくれた。
今年は雪解け水が少なくて、
山葵のできはどうかと思っていたが、
やはりある所にはあるのだ。

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今夜は早めに仕事を片付け、葉山葵の醤油漬けを仕込もう !!!
と気持ちを奮い立たせている所へやって来たのはおぢぃ.com。
少しばかり飲みながら葉山葵について話しをした。
「葉山葵は辛くてなんぼでしょう」と言うおぢぃ.com。
ま、まあ、そうなのだが・・・
実は私は辛い山葵は少々苦手なのだ。

「葉山葵の醤油漬け、楽しみにしてますから♪」
と言葉を残して帰った君だが、
君の期待に応えられるような醤油漬けにはならないかもしれない・・・

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翌朝、味をみて、
「♪」
良い感じだ。
ほとんど辛みはなく、
香りだけ山葵を楽しみながら食べられる。
言ってみれば「山葵風味の青菜の醤油漬け」。
もしくは「山葵風味のおひたし」。

「葉山葵の醤油漬け」
◇ 味  ・・・★★★
◇話題性・・・★★★
恥ずかしながら「ホラ貝」という名前に飛びついてしまった。
そう、
山伏が「ブオ~ッッッッッオ!!!!!」っと吹くアレだ。
食用になるとは知っていたが、
簡単に手に入るとは思ってもいなかったのだ。
ただ調べてみると、
この度の貝はホラ貝とは言っても、
ホラ貝の仲間の「ボウシュウボラ」(房州法螺)という貝のようだ。

(注) 「ボウシュウボラ」の極々近種に「ナンカイボラ」というのがあるが、
   今回の貝は色合いからして恐らく「ボウシュウボラ」。
   築地市場では混同して売られている可能性ありとのこと。

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調べていて非常に驚いたのだがこの「ボウシュウボラ」、
内臓に「テトロドトキシン」を持つという。
フグの毒で有名な、
あの「テトロドトキシン」をだ!

「マ、マ、マジかよぉ!!!」

購入先の説明書きにはそれらしいことは何も書いてない。
ただ「内臓は生では食べないで下さい」とある。
オイオイ、
多分そういう問題じゃないよ。
大丈夫だろうか・・・
知らずに購入する人たち。

というわけで、
危険な部位を取り除き調理。

驚くほど出てくるヌメリを根気よく塩で揉み洗いし、
一つは刺身に。
もう一つは巨大な殻ごと茹でて、
あっさりとワサビ醤油で。

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アワビのようなしっかりとした歯ごたえ。
磯の香りも爽やかに、
噛み締めるほど貝の甘さが舌に広がる。
ここでひと口清酒を含む・・・
ムムム !!!
この貝は唸りたくなるほどに清酒が合う。
私の口の中で、
清酒が貝の旨みを更に更に引き立てるのだ。

「きれいな花には棘がある」じゃないが、
「テトロドトキシン」はホラ貝やフグの棘かもしれない。
神が与え給もうた禁断の食材の、
それこそ命がけの踏絵がこの「テトロドトキシン」なのかもしれない。

「ボウシュウボラ」
◇ 味  ・・・★★★★
◇話題性・・・★★★★


それは1通のメール。

「久しぶりにライヴに出ない

本当に久しぶりのKinさんかのお誘い。
深く考えもせず「出ます!」の返信を送ったが、
一呼吸おいてやって来た不安。

「こんな短時間で何ができる

そんな思いを引きずりながら本日はライヴの打ち合わせ。

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久しぶりの緊張感。
そして感性の糸が少しずつ張っていくような高揚感。
これもまた、
時には良いものだ。
良いものだが・・・。


昨日、居間に可愛らしいものを見つけた。
野の花が「ちょっとお澄ましっ」という感じで活けられているのだ。

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「感じ良いねえ、これ。
 野草の素朴さがこういう活け方によく出てる」
と私。

「あ、それ良いでしょう。
 窓の下のプランターに咲いてた花」
とお上さん。

「ん !?
 プランター・・・?
 窓の下の・・・?
 ということはこれはもしかして、べんり菜?」

そうなのです。
べんり菜、花が咲きました。
実に愛らしい花です。

「さらばテレビジョン」を読み終えたのが3~4日前。
さすがに倉本聰はもういい。
次は何にしようか・・・
書棚で目が止まったのは、
洋物ばかりをまとめて納めている一画。
「そうだ、これがあったんだ!」

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ひと頃のお気に入りで、
やはり何度か読み返した作品。

「Early Autumn」 (邦題 「初秋」)
 ロバート・B・パーカー 著

レイモンド・チャンドラーを読み漁っている頃に出会った作品だ。
個人的な感想を言うと、
ロバート・B・パーカーの作品の中でこれは秀逸だ。
いささか古い手法ではあるが、
それが「スタンダートの意味」を改めて教えてくれる。
当時、日本の作家にも、
この作品の影響を受けた人がちらほら・・・
ま、いいのだ。

ところでこの「Early Autumn」は”スペンサー・シリーズ”の中の1冊なのだが、
シリーズの主人公「スペンサー」は大変なグルメだ。
どの作品の中でも料理のウンチクを語らないことはないし、
何しろ自身で実に美味しそうな料理を巧みに作ってしまう。
そして面白いのは、
小説の主人公「スペンサー」の作る料理のレシピ本まで出ているのだ。
いかに多くの料理を作ってきたかということだろう。

ただ少々残念なのは、
スペンサーはどうも日本食はあまり好きではないらしい。
「鰆の味噌漬け」とか「鯛の兜煮」などが出てこないし、
糠床からキュウリを抜いたり納豆をかき混ぜるシーンなども全くないのだ。
非常に優秀で魅力的な主人公なのだが、
グルメとしては2流だ。

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