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なんちゃって太公望「duo」の雑記
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恥ずかしながら「ホラ貝」という名前に飛びついてしまった。
そう、
山伏が「ブオ~ッッッッッオ!!!!!」っと吹くアレだ。
食用になるとは知っていたが、
簡単に手に入るとは思ってもいなかったのだ。
ただ調べてみると、
この度の貝はホラ貝とは言っても、
ホラ貝の仲間の「ボウシュウボラ」(房州法螺)という貝のようだ。

(注) 「ボウシュウボラ」の極々近種に「ナンカイボラ」というのがあるが、
   今回の貝は色合いからして恐らく「ボウシュウボラ」。
   築地市場では混同して売られている可能性ありとのこと。

07040301.jpg













調べていて非常に驚いたのだがこの「ボウシュウボラ」、
内臓に「テトロドトキシン」を持つという。
フグの毒で有名な、
あの「テトロドトキシン」をだ!

「マ、マ、マジかよぉ!!!」

購入先の説明書きにはそれらしいことは何も書いてない。
ただ「内臓は生では食べないで下さい」とある。
オイオイ、
多分そういう問題じゃないよ。
大丈夫だろうか・・・
知らずに購入する人たち。

というわけで、
危険な部位を取り除き調理。

驚くほど出てくるヌメリを根気よく塩で揉み洗いし、
一つは刺身に。
もう一つは巨大な殻ごと茹でて、
あっさりとワサビ醤油で。

07040302.jpg













アワビのようなしっかりとした歯ごたえ。
磯の香りも爽やかに、
噛み締めるほど貝の甘さが舌に広がる。
ここでひと口清酒を含む・・・
ムムム !!!
この貝は唸りたくなるほどに清酒が合う。
私の口の中で、
清酒が貝の旨みを更に更に引き立てるのだ。

「きれいな花には棘がある」じゃないが、
「テトロドトキシン」はホラ貝やフグの棘かもしれない。
神が与え給もうた禁断の食材の、
それこそ命がけの踏絵がこの「テトロドトキシン」なのかもしれない。

「ボウシュウボラ」
◇ 味  ・・・★★★★
◇話題性・・・★★★★


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