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非常に大型の魚として知られる。
過去に釣られたものとして270cm 300kgという記録がある。
日本では大鮃と書き「オオビラメ」と呼ばれることもあるが、
実は上記の通り「カレイ」の仲間だ。
日本の北洋からオホーツク海、大西洋、ベーリング海、北極海などの、
冷たい海の水深400mから2000m付近の大陸棚に生息するが、
日本では(少なくとも本州では)あまり馴染みがない。
(ただし米国等から輸入される冷凍食品の「白身魚の●●●」には、
本種が使われていることがあるらしいので皆、食べてるかもよ~)
アラスカではオヒョウ釣り大会「ハリバット・ダービー」なるものが開かれるが、
かつて釣り上げられたオヒョウが船中で暴れたために死傷者が出たほどの巨魚。
そのため大型のオヒョウが釣れた場合、
船に引き上げる前にショットガンで止め(とどめ)を刺すのだそうだ。
日本では考えられない豪快な釣り・・・というよりハンティングかな?
というわけで「オヒョウ」。
上の写真の切り身も「カレイ」として考えれば〝超〝が付くほど大型だが、
「オヒョウ」としてはまだまだ洟垂れ小僧だろう。
それでもこの一切れを切り分け調理すれば、
優に数人分の食材となる。
先ずは「オヒョウ」の味・香りをダイレクトに味わいたいので塩焼きにしてみる。
微かに特有の香りがあるが気になるほどではない。
味はいたって淡白。
決して不味い魚ではないがデリケートな味わいもない。
例えるなら〝魚っぽい鶏のささ身〝を食べているよう。
次にフライ。
これも概ね塩焼きと同じような食感。
何しろ肉厚の筋肉。
繊細な味を楽しむのなら調理法をもっと考えるべきなんだろうねェ。
それにしても海中にはこんな魚もいるんだなァ・・・と。
今回は「食の考察」以前に「釣ってみてェなあ・・・」、
私の思いは遥かアラスカの洋上を漂うばかりなのでした。
●「オヒョウの塩焼き&フライ」
◇話題性・・・★★★
◇ 味 ・・・★★★
※「オヒョウ」を英語で言うと「ハリバット」(halibut)。
「聖なるカレイ」〝haly-butta"に由来する言葉で、
祭日(holy day)に食されるカレイからきているのだそうだ。
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