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●「ヒメエゾボラ」【腹足綱前鰓亜綱真腹足目 エゾバイ科 エゾバイ属】
3日(日)の釣行から帰ると、
仙台から「つぶ貝」が届いていた。
10~13cmの殻入りが12~3個。
う~ん、どうやってやっつけちゃおうかなァ♪
ここ山陰では「つぶ貝」という商品名を目にすることはない。
だから「つぶ貝」という固有名詞なのだと思われかねないが、
実はこれは非常に多岐にわたる巻貝を差す俗称なのだ。
例えばその一部を挙げてみると、
・アヤボラ ・ヒモマキバイ ・シライトマキバイ ・スルガバイ ・エゾバイ
・エッチュウバイ ・ツバイ ・エゾボラ ・ネジボラ ・カラフトエゾボラ
・カガバイ ・クビレバイ etc etc ととにかく幅広く、
地域・流通段階・個人・・・と使い方も様々で、
定義も有るのかどうか判然としないほどだ。
さて、というわけで今回の「つぶ貝」はタイトルの通り「ヒメエゾボラ」。
「真つぶ」と呼ばれる「エゾボラ」に比べ評価は少々下がるのだそうだが、
調理法によっては非常に美味しい貝なのだという。
果たしてその味は・・・
身を取り出し「唾液腺」を取り除き、
4~5個分の少し多いかなという量を切り分ける。
そのうちの一部を刺身用に小皿に取り残りは醤油漬けに。
後の8~9個は殻ごと下茹でし、
身を取り出してこれまた唾液腺を取り除く。
これを殻に戻し醤油とみりんを垂らして網焼きにすれば・・・
お~っ、香ばしい香りが食欲をそそるぅ!!!!!!
もう、ごじゃごじゃと細かなことは言うまいぞっ。
野暮なことこの上ない。
一気に行くぞぉ――――――――――っ!!!!!!!!!!!
うりゃーっ!
●「ヒメエゾボラの刺身・醤油漬け・焼きつぶ」
◇話題性・・・★★★
◇ 味 ・・・★★★★
※「唾液腺」には「テトラミン」という神経毒が含まれる。
命にかかわることはないが、頭痛・モノが二重に見える等、
酒に酔ったような症状が出る。
症状が出てから2~3時間で治る。
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