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「トビウオ」
大型魚に狙われたとき、
逃げるために海面すれすれを猛スピードで滑空する。
滑空時の高さは3~10m、
1回の飛距離は300m にもおよぶという。
勢い余って漁船などに自ら飛び込むこともあるというが、
哀れ、
写真のトビウオは砂浜に着地してしまったようだ。
鮮度が良ければ持ち帰ることも可能だろうが、
これは何日前に上陸したものかカチンカチンの丸干し状態。
トビウオ漁は、刺網と定置網が水揚げ量の大部分を占めるのだが、
地域によっては伝統的な漁法でトビウオを獲っているところもある。
夜間、灯りを点けた船を流しながら、
その灯火に集まってくるトビウオをタモ網ですくうというものだ。
以前、船を持っている知人に聞いた話。
「トビウオ獲るのに網も竿もいらん! 拾うんだ!」
◇「ビーチコーミング」
浜辺の漂着物を拾い集める遊びのこと。
ビーチコーミングの「コーム」は、
髪の毛をとくのに使う櫛、「コーム(comb)」が語源。
浜辺を手の櫛でとくようにして漂着物を拾う事から名付けられた。
私の「ビーチコーミング」は漂着物をコレクションするものではなく、
漂着物に感じた何かを誰かに伝えるためのもの。
食材そのものの旨さをダイレクトに味わうのなら、
あまり手を掛けずシンプルに味わうのが良い。
塩茹でももちろん頭にはあったが、
今日の私には、
焼く方がよりシンプルに思われた。
焼きたてのそら豆を先ずは一粒取り出し、
塩をちょいと付けて口にほうり込む。
塩茹でとはまた違う香りが香ばしい。
これは初夏の香りか、
植物が一斉に太陽に向かって伸びようとする力の結晶のようだ。
二粒めはちょっと奇をてらって柚子胡椒。
おお、これもなくはない。
だが答は冒頭の通り。
塩味が堪らなくビールを誘う。
そして焼くことによって、
いつものそら豆にはない潔いキレが堪らなく好ましい。
嗚呼、今夜も飲み過ぎてしまう・・・
「焼きそら豆」
◇ 味 ・・・★★★
◇話題性・・・★★★
食の考察では「ワケノシンノス」ほどではないが、
それでもかなりインパクトある食材だ。
この日、「安平」の大将は席を外していた。
代わりに「安平」のお上さんが寄ってきて唸った。
「凄く濃厚 !!!! 凄く濃厚 !!!! 凄く濃厚 !!!!」
それを聞いていたアルバイトのお兄さんが訝しげな表情。
気付いたお上さんがバイト君に何粒か差し出した。
「ほら、君も食べてみなさい。これ、珍しいよぉ!」
勧められるままに一粒頬張ったバイト君。
「何スカ~ッ、これ? うわっ、何スカッ、これ? おわ~ッ、何スカ、これ?」
噛み締めて慌てたのだ。
うん、わかるよ、君の反応。
そうだよな、
そんな感じだよな。
「うわ~ッ、何スカ、これ?」
よくわかるよ。
「スッポンの卵の醤油漬け」
◇ 味 ・・・★★
◇話題性・・・★★★★
5月13日(日)、
地元の行事が終わるや車に飛び乗った。
目指すは出雲。
どうしても手に入れたいものが急にできて、
往復、約400㎞のロング・ドライブは衝動買いのため(笑)。
※「地伝酒」とは太古から出雲地方に伝わり造り続けられた独特の酒であり、
1943年頃戦時の統制経済で廃絶した幻の銘酒。
地伝酒は古くはもっぱら飲料とされていたが、後には調味酒として利用され、
野焼きかまぼこ・宍道湖七珍料理など出雲の食文化形成に大きな役割を果たしてきた。
それがこのたび、
「MATSUE流の会」で地伝酒を復活させることができたのだそうだ。
だが残念。
これは私が探し求めている酒ではなかった。
まあ、良い。
野焼きかまぼこに入れて旨いのなら、
次回あご竹輪を作るときに入れてみよう。
その時こそ本領を発揮するかもしれない。
フフフ。
天気は生憎の下り坂だが、
むしろ人出が少なくて釣りに集中できるかもしれない。
長い長い海岸線をひたすら釣り歩き、
時間をみて折り返す。
雨は相変わらずだが北風が強まり釣り辛い。
「そろそろ移動したほうがいいかな?」と考えていると・・・
ポンッ! ヒラヒラッ! と来た。
う~~~~~む・・・UPすべきか?
しかしまあ、
せっかくだからUPしておこうか。
ヒラメだ。
ヒラメだが、
この場合ルアーが異常にバカデカイわけではない。
ヒラメが小さいのだ。
それにしてもこの魚体でこのルアーに果敢に挑んでくる。
これは例えるなら、
私が1m3~40cmの牛に直接かぶりつくようなイメージか?
止せよ、お前!
長い長いゴールデン・ウィークも終わった。
ニュースを見ていて毎年思う。
何が嬉しくて人が集まる場所に人は行きたがるのか?
何故あんなにも一斉にぞろぞろと移動したがるのか?
あんなウジャウジャの大移動に大金をはたいて満足なのか?
ふむ、今もって理解に苦しむ。
それに比べ私のゴールデン・ウィークは充実していた。
ここ近年こんなに有意義なゴールデン・ウィークはなかった。
つまり、
「らっきょう漬け」の下ごしらえ。
やってもやっても無くならない。
次から次かららっきょう。
ひたすららっきょう。
あくまでらっきょう。
なのにらっきょう。
そして臭い(涙)。
というかこのらっきょう、
実は我が地元の「砂丘らっきょう」ではない。
じゃあ何?
これは沖縄の代表的野菜のひとつ「島らっきょう」だ。
「砂丘らっきょう」に比べ小ぶりだが、
臭いはとてもきつい。
狭い部屋で臭いのきついらっきょうに囲まれ、
ついこぼしてしまった。
「そもそも何でゴールデン・ウィークにこんな・・・
私だって海外とか行きたいし!」
「島らっきょう」の塩漬け。
ちょっと塩が多かったが、
味はすこぶる良い。
この味の良さはらっきょうというよりも、
ネギの旨みに近い気がする。
小ぶりだからいくらでも食べられる。
次から・・・次へと・・・
翌朝、
私は私の口の中に充満する臭いに目覚めさせられた。
その臭いたるや、
生のネギの束を10把くらい食べたようなスゲェ臭気。
恐るべし、島らっきょう。
「島らっきょうの塩漬け」
◇ 味 ・・・★★★
◇話題性・・・★★★
12 | 2025/01 | 02 |
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