忍者ブログ
なんちゃって太公望「duo」の雑記
[34]  [35]  [36]  [37]  [38]  [39]  [40]  [41]  [42]  [43]  [44
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

直接的に音楽の話ではないが、
カテゴライズするならこれはどうしても「music」だ。
何をのっけからと思われるだろうが、
私は断固として「music」で行きたい。
どういうことかというと、
つまりこの話はこういうことだ・・・

先日ある公共施設を利用したときのこと。
駐車場の片隅に車を停め歩いて入り口に向かう私は、
通路の反対側から歩いてくる女性に気が付いた。
狭い通路、
片側に寄り通り過ぎようとする私。
ところがその女性、
すれ違いざま私に声をかけてきた。

「こんにちは、duoさん!」

「あっ、どうもどうも・・・(誰?)」

私の反応に気付いた女性は、
先回りしてこう言葉を続けた。

「先日の◇◇◇でのライヴ、聞かせていただきました」
  (ライヴの模様はこちらをどうぞ
    http://www.geocities.jp/duoneemu/party11.html )

「あっ、それはどうもどうも・・・」

「また素敵な歌を聞かせてください」

「あっ、どうもどうも・・・」

何と!
ライヴに来ていた女性に声をかけられた。
ニマニマだ。
これはどういうわけかニマニマだ。

私は締まりのない顔で、
「サインの練習をせんといかんなぁ」
などと考えていた。

 

PR

伊豆諸島の特産品として有名な「くさや」。
独特の臭気に好き嫌いが非常に大きく分かれるが、
ひと口に伊豆諸島の「くさや」と言っても八丈島と新島では臭いが違うという。
というのも八丈島と新島ではくさや汁の成分が根本的に違うかららしい。
一般的にはくさやの元祖とされる新島産が最も臭いが強いと言われ、
実際、八丈島の住民は新島産を臭いといって嫌うのだそうだ。

というわけでバーベキュー・サプライズ第2弾は、
「新島産 飛魚のくさや」

07043004.JPG















さすがに「新島産 くさや」の破壊力は凄まじい。
バーベキューコンロに乗せた途端、
好き嫌いが大きく分かれるどころかブーイングの嵐。
以前、都心でくさやを焼いていたところ、
「死体を焼く臭いがする」
と警察に通報され大騒ぎになったという逸話にもうなずける皆の反応。

「そうかなぁ、なかなかいけると思うけど・・・」

と手を出すのはわずかに2~3人。
ふむ、
昔ならば秘伝のくさや汁は家宝とされ、
嫁入り道具の一つにも扱われるほどなのに・・・

「新島産 飛魚のくさや」
◇ 味  ・・・★★★
◇話題性・・・★★★★

 

ウツボ。
あのグロテスクな魚体と凶暴極まりない顔からか、
なかなか食用にするという習慣が定着しない魚だった。
ところが近年になって、
どうもそのイメージが変りつつある。
というのも地方によっては食用にする文化を有する所もあるので、
そこで食べた人たちの、

「何と、実は物凄く美味しい魚だ!」

という声が口コミで広まったのかもしれない。
ただ現実的に悪いのはイメージだけではないようで、
毒こそ持たないもののその歯は非常に鋭く、
実際に噛まれた人の話では剃刀で切られたようだったとのこと。

07043003.JPG















さて今回食べたのは「ウツボのたたき」。
調理されてはいてもあの皮の文様は健在で、
やはりどこかしらおどろおどろしい雰囲気が漂う。
しかしひと口食べてちょいと吃驚!
淡白ですっきりした味わいはあの顔からは思いもよらない上品さ、
魚というより鶏のささ身という感じ。
皮と身の間には旨みがしっかりとあり、
皮の食感とあいまってプリップリだ。

「こりゃ、ちょっとイイね!」

最初は少々引き気味だったバーベキューの参加者達、
味がわかれば遠慮は損だ。
気が付けば皆の胃袋にきれいに収まっていた。

「ウツボのたたき」
◇ 味  ・・・★★★
◇話題性・・・★★★★


070429.JPG













「She's Rain」 平中悠一著

これも懐かしい本だ。
独特の雰囲気は、
どこかポップな「ライ麦畑でつかまえて」・・・
少し違うか?
それにしても何という世界。
17歳ってこんなに素敵な恋をする年頃なんだ!
私にはついぞ縁のなかった世界に、
遅ればせながらドキドキとときめいてしまった。

『「ユーイチの傘に入りたい」
 優しい小声でレイコがいう。
 うん。
 二人で僕の傘に入った。

 中略

 でも、雨そのものは素敵だ。街の景色が雨のフィルターをとおすと、
 とてもやわらかにみえる。ざわめきも雨の音と溶け合い、車の
 クラクションの音にさえ優しさを与える。傘の中は雨のカーテンに
 包まれて、外界の時の流れから遮断されてるみたいだ。』
 「She's Rain」 本文より

この作品を読みながら、
学生時代に吉祥寺でよく一緒に飲んだ友達を思い出した。
というのも彼は著者の平中悠一と名前がよく似ていて、
何しろ主人公のユーイチのように、
クラシックなデザインのオックスフォードのボタンダウンシャツがよく似合っていた。


                          
070425.JPG













この見た目、
さすがの左党もちょっと引くかもしれない。
だが酒飲みの飽くなき探究心は、
香りだけでも知っておきたい。
鼻を近づけ香りをきく。
!?
この香りには覚えがある。
そう・・・例えば・・・「酒盗」のような。
一度香りに馴染めばもう引きっ放しではいられない。
箸の先に少し取り舌の先で舐めてみる。
塩辛い。
そして味わった後に鼻から抜ける香りに何かモワッとした感じが残る。
でも決して嫌な味ではない。

「何だろう・・・

嫌な味じゃないとわかればもう恐いものはない。
大き目のひとかたまり ―それでも1cmに満たない― を口に放り込む。
食感は・・・悪くない。
ところどころコリコリとした軽快な歯ざわり。
味はやはり「酒盗」を感じさせるが、
これは素材より調味料が強いためか。
香り。
これが一番素材の特徴を感じさせる。
鼻から抜けるモワッとした香りの後に、
さらに磯の香りが追いかけてきてこれがいかさま心地よい。
口中に広がる磯の香りが消えてしまわないうちに日本酒を含む。
ムムム !!!!
この香りに好き嫌いは大きく分かれるだろうが、
一度はまってしまうと、
もう抜け出すことは不可能なのではなかろうか。

「アワビのワタの塩辛」
◇ 味  ・・・★★★★
◇話題性・・・★★★★


35c7d788.jpeg













「秘伝」 高橋治著。
二十数年前の直木賞受賞作。
読み直してみて、
えっ、これが直木賞
?
私の頭の中には「?」がずらずらずら~っと並んでしまった。

ところでこの本の中には、
併せて「赤い海」という中篇が収められている。
赤い海とは赤潮に覆われた海のことだが、
赤潮によって養殖漁業が甚大な被害を受けた実話を元に小説化したものだ。
これにはいささか考えさせられた。
というのも私たちの目の前の一見裕福な生活は、
実は人間の生活や地球の未来を壊しているのだということを、
とてもリアルに見せ付けられたように感じたからだ。

「便利」とか「豊か」、
こういうことを人が考えるとき、
人は同時に時間軸についても常に考えるべきだ。
今の「便利」は将来の「不便」をどこかに生んでいるかもしれない。
長い長いスパンで考えたとき、
目先の「豊か」は取り戻しようのないものを切り捨てているのかもしれない。
いや、
きっとそうなのだろう。
だが私たちは、
その答えを見ることはないのだ。

私  「久しぶりのライヴ、物凄く緊張する・・・」
お上さん 「大丈夫。案ずるより産むが難し(がたし)っていうじゃん
私  「・・・」

言わねーよ、そんなんッ !!!!!!







P1000002.JPG













久しぶりのことだったので、
意表をつかれたのだ。
フィンガー・ピッキングで弦を切る・・・
最近では記憶にない。

気持ちよくE7をかき鳴らして、
ランナーズハイのように脳内にβエンドルフィンが満ちてきて、
D7に移ろうとしたその途端、

「バチッ !!!!!」

「・・・」

切れたのは4弦。

突然弦が切れるというのには驚かされる。
何度経験しても慣れることはない。
久しぶりだと尚更だ。
弦が切れた途端、
思わず腰が椅子から3cm浮き上がった。


カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
duo
HP:
性別:
男性
最新CM
[08/26 duo]
[08/26 おぢぃ.com]
[08/08 duo]
[08/07 おぢぃ.com]
[07/14 duo]
[07/13 おぢぃ.com]
[07/03 duo]
[07/02 おぢぃ.com]
フリーエリア
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]