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ちょっした遊び心で始めた「食の考察」が今回で「その100」。
「考察」などと勿体をつけてはいるが、
その実ただ食べるだけという気軽さがここまで続けさせたのかもしれない。
何事にも「三日坊主症候群」的私がよくぞここまで・・・
さて今回私が準備したのは、
「食の考察」を始めたばかりの頃、
「もし100回を迎えたらその時はこれにしよう」と心に暖めてきた食品。
「鮒寿司」。
数年前に聞いた話。
その日、知人は深夜にはたと思いついたのだそうだ。
「鮒寿司が食ってみてぇ!!!」
何故そうなったのかは知らない。
が、とにかく彼は思いついたのだ。
そのまま車をかっ飛ばして琵琶湖を目指す。
翌朝、土産物屋が開くのを待って彼の思いは叶えられた。
「で・・・、鮒寿司は美味かった?」と聞けば、
「あまりの強烈な臭いに全く歯が立たんかったんですわ」
と、小さな声で彼は答え寂しそうに笑った。
それ以来の「鮒寿司」なのだ。
私にとっても未知のその食べ物は心の奥底に深く居座り、
小さな恐怖と大きな憧憬となっていつまでも変わることがなかった。
それが今、とうとうここに・・・
というわけで「鮒寿司」。
結論から言うと実に旨い。
「あまりの強烈な臭い」
と知人に言わしめた香りは乳酸醗酵した沢庵の古漬けのそれと変わりないし、
鮒特有の臭いが残っていれば厳しいと思っていたがそれもない。
抱卵した身と皮の心地良い食感と適度な塩気に清酒が進む。
いや、進みすぎる。
この日、「相談がある」と久しぶりに顔を出したマッチォさんと、
そういうことならのこの人の意見も参考にしようとお出で願ったおぢぃ.com。
「鮒寿司」の臭いに、
「ギョエ――――――――――――――ッ!!!!!!!!!」となるかと思いきや、
「旨い、旨い」と喰らい、かつ飲む。
「マ、マッチォさん、その酒、少し残しておいてぇ・・・(涙)」
●「鮒寿司」
◇話題性・・・★★★★
◇ 味 ・・・★★★★
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