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実は内心、気にしていた。
「カラスミ」と「このわた」を取り上げておきながら、
「塩ウニ」は取り上げないというわけにもいかないだろうと・・・
そう、これが揃って日本三大珍味。
「塩ウニ」と言えば越前やエゾバフンウニの北海道が有名処だが、
海に囲まれた島国日本、
海産物の土産物として全国いたる所で売られているのではなかろうか。
もちろんここ山陰でもご多分に漏れることはない。
幼い頃から時々口にしていたことを考えてもお手軽な土産なのだろう。
ところがこのお手軽「ウニ」、いまだかつて美味いと思ったことがない。
不自然な香りとこれまた不自然な舌触りはとても「ウニ」のそれとは思えないのだ。
磯遊びをする方ならご存知だと思う。
磯のバフンウニをその場で割り、取り出した卵巣を海水で洗って口に含む。
すると磯の香りと海水の絶妙な塩加減にウニの卵巣の甘さとコクが広がって・・・
ひょっとすると海産物の中で最も美味なものの一つではないかと思わせられる瞬間だ。
これを知った今、「ウニとは斯くあるべき」という思いがあまりに強い。
いくら安く売っていても「買ってまで」食べたいとは思えないのだ・・・が、
しかし「食の考察」。
されど「食の考察」。
いわんや「食の考察」。
国産バフンウニと塩のみで作ったという「塩ウニ」。
さすがに気持ちの良い磯の香りが生きている。
しかし磯遊びのウニには遠く及ばない。
申し訳ないがこれは譲れない、どうしても譲れない。
最後に、少し話が変わるが、
某ナショナル・チェーンのテイクアウト型寿司店の「ウニ」の話。
私はこれが人の食べ物とはとても思えないのだ。
どうしても腐っているとしか思えないのにいつまでも改善されない。
不思議なのだ。
●「塩ウニ」
◇話題性・・・★★★
◇ 味 ・・・★★☆
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