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なんちゃって太公望「duo」の雑記
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東北から北海道にかけて水揚されるタコに「ヤナギダコ」というのがある。
ヤナギダコ自体それほど主要な食材というわけではないようだが、
このタコの卵は「たこまんま」と呼ばれ一部の食通に珍重されているらしい。
何しろこの卵を醤油漬けにすると、
イクラとウニをたして2で割ったような美味さだという。

「ウィキペディア(Wikipedia)」にして以下の通り。

「たこまんまとは、北方系のタコであるヤナギダコの卵巣を食品として呼ぶときの道東地域における呼称。
茹でると炊いた米状(まんま、まま)になるためこう呼ばれる。

イクラと同様に酒と醤油に一日ほど漬け込んで食べるのが一般的。美味であり、値段はイクラよりもはるかに安いが、見た目で敬遠する人もいる。カマボコなどに加工することもできる。」

ということだ。
そしてこれが、「たこまんまの醤油漬け」。

070315.jpg













ふむ。
どうだろう?
イクラとウニ・・・

話は少し変るが、
最近よく耳にするタコにミズダコというのがある。
日本近海で水揚されるタコの中で最も大型のタコだ。
ここ山陰でも揚がる。
マダコほど濃厚な旨みはなく高価でもないが、
手頃な価格にあっさりとした味わいが人気で、
冬のこの時期「タコしゃぶ」でもてはやされる。

ならばミズダコの卵、
これはどうなのか。
ヤナギダコの卵は珍味と言われるが、
ミズダコの卵については何も聞かない。

「タコマンマ」の存在を知ってからのことだが、
「安平」の大将にこの疑問をぶつけてみた。

「ヤナギダコて知らんな。
 卵が美味いの?
 ミズダコの卵?
 ミズダコの卵はみんな捨てられてるよォ」

ミズダコの卵は捨てられるのだそうだ。
これはヤナギダコとミズダコの卵の味の違いだろうか?
一方を珍味と言い、
また一方を捨てるというほどに違いがあるということなのか?
あるいは、
地域の違いゆえに「味覚」「価値観」が違うということなのか。
はたまた、
今までは何れも捨てられていたが、
一方は地域振興のために新たな価値観を持って生まれ変わろうとしているのか・・・

考えると、
素直に味わえない「たこまんまの醤油漬け」になってしまった。

◇味   ★★★
◇話題性★★★


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