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「何、これ?エイリアンみたいだけど・・・」
私が持ち帰った袋の中を覗いたお上さんの反応ももっともだ。
何しろこの辺りではめったに目にすることがない。
ましてやエイリアンは過剰な表現にしても、
私が珍しいものを差し出せば、
「またゲテモノ?」と、
まるでパブロフの犬状態なのだから、
この袋の中身に腰が引けるのも致し方ない。
形状から付いた名前がそのまま標準和名となっている。
上から押さえつけて潰したような姿から「ウチワエビ」と呼ばれる。
全国的に見て大量に水揚されることはないようだが、
姿はともかく味の良さから知る人には非常に歓迎されるエビなのだ。
地域によっては、
「伊勢エビに匹敵、イヤ、それ以上!」という呼び声も高い。
昨日、偶然に覗いた魚屋に2匹。
鮮度はあまり良くはなさそうだが、
この程度ならやはり刺身でいただきたい。
ここ山陰では「モサエビ」や「ガラモサエビ」が ―
(標準和名、クロザコエビ、トゲクロザコエビ。そりゃもう、ごっつい旨いでっ!)
― 冬のエビの定番と言って差し支えないと思うが、
このウチワエビもイヤイヤ、なかなかどうして。
こりゃ噂にたがわぬ旨さだ。
濃厚な甘み旨みが舌全体を包み込むのに、、
決してくどくなく旨みと合わせて爽やかさも兼ね備えている。
価格も併せて考えれば伊勢エビ以上というのも納得だ。
「な~るほどォ、これがエイリアンの味か・・・」
●「ウチワエビの刺身」
◇話題性・・・★★★
◇ 味 ・・・★★★☆
※ もちろん翌朝はウチワエビの頭や殻から出汁をとった味噌汁。
これも当然のことながら大変美味しくいただきました。
報告まで・・・
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