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●「チヂミエゾボラ」【腹足綱前鰓亜綱真腹足目 エゾバイ科 エゾボラ属】
仕事から帰る途中、久しぶりに「かろいち」を覗いた。
(鳥取港海鮮市場「かろいち」についてはこちらをどうぞ→ http://www.karoichi.jp/ )
やはりシーズン終了間際、
最後の売り込みに各売り場とも「松葉ガニ」一色。
刺身、焼きガニ、茹でガニ、カニスキ、蒸しガニかぁ~~~、
旨そうなことこの上ないが今日の私の懐具合では・・・(涙)。
カニは目の毒「他に何か面白いものはないかな~」と見回すと、
あった!
売り場の後方に発泡スチロールのトロ箱に入った何やら旨そうな巻貝。
「赤バイ」と書かれているがこれは標準和名ではなくこの辺りの俗称だ。
殻が白っぽい「エッチュウバイ」を「シロバイ」と呼ぶのに対し、
茶色がかった殻の「チヂミエゾボラ」や「エゾボラモドキ」(他にもあるかもしれない)は、
一括して「赤バイ」で処理されセリにかけられる。
今回購入したのは丸みを帯びた殻の形から「チヂミエゾボラ」だろう。
食べ方は「ヒメエゾボラ」と同じように刺身、醤油漬け、焼きで。
蛇足だが、今回の「チヂミエゾボラ」は殻長15cm以上はある良形。
携帯TELを横に置いて大きさを推し量って頂こうかと考えたが、
また「おぢぃ.com」に ↓ のように言われそうなので止めた。
「大きさを比べるために、
いつも同じ携帯TELが置いてありますよね。
・・・
ムーバの・・・」
大きな殻だが薄いので木槌などで叩くと簡単に割れる。
取り出した身とワタを切り離し、
身は塩で揉んでヌメリを取り唾液腺を取り除く。
「ヒメエゾボラ」もそうだったがこの貝のワタは非常に旨い。
だから塩茹でにしてこれだけをしっかりと味わいたい。
焼きも刺身も非常に旨みが強く大満足の逸品なのだが、
身とは別に優しい旨みのワタを食べて「チヂミエゾボラ」は完結する。
正しく「一粒で二度美味しい!」なのだ。
●「ヒメエゾボラ」
◇話題性・・・★★★☆
◇ 味 ・・・★★★☆
※「唾液腺」には「テトラミン」という神経毒が含まれるので取り除くこと。
命にかかわることはないが、酒に酔ったような症状が出る。
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