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なんちゃって太公望「duo」の雑記
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むろん釣りをする気など毛頭ないのだが、

眠気覚ましに漁港で降りてみる。


やはり凄まじい波だ。

この冬一番の荒れ様かもしれない。

防寒具に身を包みロッドを振る人が2~3人いたが、

やる気満々という後姿は見えなかった。

そりゃそうか・・・

あまりに寒い。

おまけに、この波。

やる気も失せようというものだ。

 

0108.jpg

 

 

 

 

 

 

 







それにしても「波」。

いつまで見ていても見飽きるということがない。

気持ちが常に次の波をせがむのだ。

この気持ちは、

焚き火の炎を見ている時に似ている。



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新聞の波の予想は4.5のち2mとなっていた。

国道沿いのデジタル気温計は6℃だった。

風はほとんどないようだが、

それでも海に立てば体感気温は更に低く感じられるに違いない。


今日も自動車道をひた走る帰り道、

眠気覚ましに立ち寄ったのは前々回と同じ小さな漁港。

すぐ目の前に沖提が見える防波堤に立てば、

沖提にぶつかった大きな波が、

特大の打ち上げ花火のような波の柱を空高く舞い上げている。


1218.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 






今日も遊んでくれるのはアナハゼ。

狙っているわけではないのだが、

魚を選んでつるほど熟練ではないので仕方がない。

このアナハゼ、

複雑な流れに道糸ごとヨレて浮き上がったところで食ってきたようだ。

かなり腹が減っていたのか、

小さなルアーではあるがほとんど口の中に収まっていた。


しかしまあ・・・

アナハゼは釣れても、

アップするのはこれを最後にしよう。

アナハゼばかりではあまりにも”花”がない。

アナハゼハンターなどと呼ばれても困るでな。

 

 

 

1208.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 





小場所でピンポイントを狙い撃ちというのも、

それはそれで楽しい。

しかし広大なサーフ(浜)でロッドを振る。

これは海釣りの真骨頂だ。


大荒れのサーフ。

波の音に自分の鼻歌さえ聞こえない。

真正面から吹き付ける風が肌に痛い。

こんな状況で海に向かう自分がひどく滑稽な感じがする。

だが2投、3投、5投、10投と重ねていくうち、

さながら厳寒の滝に打たれ、

無我の境地を切り開かんとする修行僧の・・・

少しオーバーだが、

「あの波の向こうへ、 あの波頭の少し先へ」

という思いを乗せたフルキャスト、

そしてまたフルキャスト。


寒さを忘れている瞬間がある。

心の底に溜まった澱やわだかまりを忘れている瞬間がある。

長時間の釣行なら、

この「瞬間」という点はやがて線となっていく。

だが今日はこれでも上出来だ。



・・・

これでは釣れなくても良いみたいだが、

そういうわけではない。

釣りは釣れた方が良いに決まっている。

 

月曜日、

仕事帰りの道中は睡魔との闘いだ。

「眠るな!眠るな!」

自分に言い聞かせながら自動車道をひた走る。


眠気がピークに達する頃に自動車道を降り、

手ごろな漁港に車を向ける。

とは言え、

今日のように猛烈な西風が吹く日はポイントも限られる。

 

 

1204.jpg

 

 

 

 

 

 

 





西風が遮られる小さな漁港。

少し日が射したかなと思いロッドを持って車を降りる。

何とかメバルをゲット(即リリース)したのだが、

突堤に立った5分後にはとてもとても冷たい雨。

というか、あられやみぞれ混じりの雨。

というか、雨混じりのあられやみぞれ。

というか、ほとんどみぞれ。

防寒具など持ってないし、

外で遊ぶにはちょっとばかり薄着だ。

あまりの寒さに涙がボロボロ、鼻水がズルズル。

 

まあ、目はしっかり覚めたのだが・・・

これはこれで居眠り運転防止のアトラクションのようなものだが・・・

仕事中とは言え安全運転のためなのだが・・・


何とかならんか、プチ釣行。

もうちょっと充実してもええのではないか?

 

 

 

 

昼食を終え時計を見ると、

次の仕事先に向かうには少々時間が早い。

かと言って一旦帰って出かけ直すほどの時間もない。


「どうしようか・・・」

念のため車の荷台を見る・・・

「あらっ、何だ!! 積んであるんじゃん♪」

いつものロッドが荷台に鎮座ましましている。

そうか、海は大荒れで風はとても冷たいのに、

「行け」と、「行って、涼んで来なさい」と、

そう言うわけですな?

よかろう!!!

そうまでおっしゃるのなら行きましょう!!

行って差し上げましょう!!!



大きな波が防波堤にぶつかり、

砕けた波の飛沫がレースのカーテンのように湾内を覆う。

釣り人はおろか地元の住民の姿もほとんど見えない、

森閑とした小さな小さな漁港の古びた荷揚げ場。

時々舞い散る波飛沫を気にしながらロッドを手にした。



外海からの流れ込みが荷揚げ場の角で急速に弱まり、

反転流ができる場所。

この時期、形は小さいが大量のメバルが集まっている。

そのメバルに遊んでもらおうと思ったのだが、

ゴツンときてキューンと走る手ごたえ・・・

メバル?

メバルなら良形だがこんな小場所にそんな・・・

 

120102.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 




最後まで抵抗しながら上がってきたのは「アナハゼ」。

見た目はグロテスクな魚だが、

結構ノリが良く、

私のような素人アングラーでも遊んでくれるので、

なかなか頼りになる奴だ。



その後数投したが気配もなし。

時間もちょうど良い。

というわけで「アナハゼ」、

食べたい魚ではないので、

今回のプチ釣行は「ウシシ」はなし。

残念。

 

11202.jpg

 

 

 

 

 

 

 






遠出の仕事は道中が退屈だ。

ウトウトと居眠りがついてくる。

途中、仮眠をとるのもいいが、

ロッドを積んでおいて小さな漁港で少しだけ遊ぶなんてのも、

前向きに仕事に臨むことができるので非常に効率が良い。

非常に効率が良い◎(二重まる)!!!!!!

非常に良い!!!!!

(見てるかな?おかみさん・・・)



というわけで昨日。

最近のマイブーム、

ウルトラライトタックルで10分ほどロッドを振った。

外海は大荒れだが港の中は結構穏やか。

小さな突堤の潮が複雑にヨレる場所。

2投、3投と繰り返すうち何かがドン!とあたってきた。

小さなメバルは見えていたのだが、そんなアタリじゃない。

とにかくトルクフル。

腰を沈めて慎重にやりとりし、

突っ込もうとするのを交わす。

浮いてきたのは「ソイ」。

ビンゴです。

ウシシです。



そして更にウシシだったのは、

このシーズンの「ソイ」は大変美味。

ビンゴでした。


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