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なんちゃって太公望「duo」の雑記
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●「鰊」(ニシン)【ニシン目 ニシン科 ニシン属】

「かろいち」( http://www.karoichi.jp/ )に立ち寄った時のこと、
「シロニシ」(エッチュウバイ)、「ドギ」(ノロゲンゲ)、「アカニシ」(エゾボラモドキ)、
「ハマチ」、「ノドグロ」(アカムツ)、「マアジ」、「スズキ」、「サワラ」、等々、
多種多様な魚介類の中にたった一カゴ、
申し訳無げに並んでいるのは地物の「ニシン」だ。
この辺りでは珍しい、というか以前は「ニシン」の鮮魚を目にすることなど皆無だった。
それが一昨年あたりからまとまって揚がり始め、
日によっては数百kgの水揚もあるという。

ニシンは冷水域に生息する回遊魚で、
我国で「ニシン」といえば北海道の専売特許のような魚だ。
それが近年、山陰沖でまとまって揚がるものだから関係者はしきりに首を捻っている。
というのも「ニシン」以外にも「マダラ」や「ミズダコ」「ホッケ」等々、
やはり北の水産物が過去に無いほど水揚げされているのだ。
では揚がるのは北の魚ばかりかというとそうでもない。
温暖な海域に生息する「サワラ」等も近年増加している。

何か環境の変化が起こると「地球温暖化」というのが最近の流行だが、
自然は・・・
少なくとも日本海の中はもっと複雑な環境の変化が起こっているのかもしれない。

というわけで「かろいち」のあばさんお奨めの地物「ニシン」。
鮮度は一級というわけではないにしろ塩焼きにしてまずまず。
がしかし、山陰に居ながらにして「ニシン」の塩焼きが食べられるという不思議。
素直に味わっていて良いものかどうか・・・?
割り切れぬ思いは塩焼きの複雑な薬味となって、
たかが「ニシン」、されど「ニシン」。

●「鰊」(ニシン)
 ◇話題性・・・★★★☆
 ◇ 味  ・・・★★★

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