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「椿山課長の七日間」 浅田次郎著
「百夜行」 東野圭吾
「ある閉ざされた雪の山荘で」 〃
「秘密」 〃
「メリーゴーランド」 荻原浩
「四日間の奇蹟」 浅倉卓弥
「雪の夜話」 〃
「迷路館の殺人」 綾辻行人著
「人形館の殺人」 〃
「水の迷宮」 石持浅海
「人びとの岸辺」 内海隆一郎
「図書館戦争」 有川浩
以上、最近図書館で借りた本。
移動図書館が生活のサイクルの中に溶け込んできて、
このシステムのありがたさが一層増してくる。
書店には悪いけど、
移動図書館と「amazon」、それからmy蔵書で充分かもね。
「女性の品格」坂東眞理子著はお上さんが読みたいというので、
「amazon」で書籍代1円+送料で購入(もちろんused)。
品格を身に付ける・・・大いに結構。
他にお上さんは「ダビィンチコード」を友人から借り受け、
サラッと読んでしまった。
私が移動図書館の巡回日までのつなぎに選んだのは、
やはり「ノルウェイの森」。
ただいま栞が挟んであるのは、
阿美寮の直子を訪ねたワタナベ君がレイコさんの生い立ちを聞いている所。
いつもここで思うのだが、
もしも私がレイコさんの立場だったら何をギターで弾くかな・・・?
ビートルズなら「ノルウェイの森」は弾けない(涙)ので、
「Here,There And Everywhere」。
ふむ、小説のタイトルとしてはもう一つか。
6月に市立図書館デビューを果たして以来、
日々の読書量は安定している。
っていうか、本に追われている・・・(汗)
移動図書館の巡回スケジュールが2週間サイクル。
その間に読めそうな量の本を借りて、
2週間目が近づくと次に予約する本を探して市立図書館のHPに予約を入れる。
そして巡回日には移動図書館に前回の本の返却と予約の本を受け取りに行く。
たったこれだけのローテイションなのだが、
まだ慣れないからなのだろう、
これが結構ハードな圧迫感がある。
それでも面白い本に当たったときの幸福感を考えると止められないのだ。
最近借りた本は以下の通り。
「時計館の殺人」 綾辻行人著
「日曜日たち」 吉田修一著
「対話篇」 金城一紀著
「火車」 宮部みゆき著
「十角館の殺人」 綾辻行人著
「パーク・ライフ」 吉田修一著
「猛スピードで母は」 長嶋有著
「阿弥陀堂だより」 南木佳士著
「容疑者Ⅹの献身」 東野圭吾著
「夜のピクニック」 恩田陸著
「水車館の殺人」 綾辻行人著
「そして誰もいなくなった」 アガサ・クリスティ著
「夜明けの街で」 東野圭吾著
「ハードボイルド・エッグ」 荻原浩著
これ以外に借りたのは「海辺のカフカ」を再度(笑)。
今回はあまりにも時間がなくて少しばかりの拾い読みだったけど、やはり強烈に面白い。
他に印象に残ったのはアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」 。
何が印象的って、
本を開いた途端、漢字全てに振り仮名がある。
「んーーーーーっ!?」と、本をよく見てみると、
"アガサ・クリスティ ジュニア文庫"って・・・そ、そんなのアリ?(涙)
「オーパ、オーパ !! アラスカ編
海よ、巨大な怪物よ」 開高健著
「フィッシュ・オン」の開高健の言葉は、
砂丘に降る七月の雨のように私の心に沁み込んだ。
これは私にとっての河、湖、海を舞台にした高邁にして純粋な文学だった。
「オーパ、オーパ !! アラスカ編」もまたそうなのだろうと思いきや、
これはどうもそうではないらしい。
例えて言うならば、そう、これは大人の絵本。
目に留まった言葉や写真を無作為に拾い集めては本を閉じる。
それを本棚に戻すと絶海の孤島から私の心は瞬時に「今」に帰って来る。
「今」の私はいつもの習慣でギターを手に取り、
数日前から練習を始めた「キューピー・3分クッキング」のテーマ曲のおさらいをする。
何度か繰り返して弾いた後ギターをスタンドに戻すとまた本棚に向かい、
今度は昨日から読み始めた「博士の愛した数式」を引っ張り出し栞を挟んだ頁を開く。
キリの良いところで後ろ髪を引かれながらまた栞を挟み、
私は雑多な日常生活に戻って行く。
それからその数十分後か、数時間後か、数日後かに私はまた「オーパ」を手に取り、
気まぐれにどこかの頁を開くのだ。
そしてその瞬間、私の心は濃霧のベーリング海のプリビロフ諸島に遊んでいる。
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