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なんちゃって太公望「duo」の雑記
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驚いた。
お上さんが近所のスーパーで買ってきた980円也のたこ焼器、
その名も「ヤキヤキ屋台 18穴」という代物。

0703111.jpg













予想に反して案外イケる。
たかだか980円也で何ができるのよ?
と頭からコ馬鹿にしていたのだが、
いざ作ってみるとこれが、どーよ !?
市販のたこ焼きに比べると少々小ぶりだが、
表面はイイ焼き加減で中はトロトロ。
むしろ小ぶりなのがひと口サイズでイイ。
ヘタなたこ焼き屋よりよほどイケてます。

・・・
違う。
たこ焼き器がイイわけではない。
腕がイイのだ。


これがその傑作。

070311.jpg













実はこれが2皿目。
お上さん、
たこ焼き作りが気に入った。
これを食べ終えた後、
しばらくすると3~40個乗った大きな皿が出てきて、
「私、たこ焼き作り、上手いかもしんない!
いや、ほんとプロ並かもしんない!」
「・・・」

いや、上手いよ。
上手いけど、
今日だけで100個は作ったか、
ひょっとして・・・?

「自家製 たこ焼き」


話題性

私なんぞにお上さんの作ったものを評価できましょうや、
恐れ多いことでございます・・・(号泣)


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「エクルビス」という食材をご存知だろうか?
日本ではあまり馴染みのない食材だが、
米国や欧州辺りでは極普通に食べられており、
しかもフレンチでは代表的な高級食材だという。
日本でも築地市場などでは売買されているが、
その価格はキロ当たり2~3,000円。

2~3,000円が高いのか安いのか?
私も含めこれを聞いただけでピンとくる人は多くないだろう。
そこで参考までに以下を書いておく。

◇ アオハタ(関東では、西日本で超の付く高級魚の「キジハタ」(アコウ)と同   
  じように扱われる魚らしい)が2~4,000円。
◇ アオリイカ(イカの中で最も値が張る)が2,000円以上。
◇ タラバガニと混同して売られることがしばしばあるアブラタラバガニ(タラバ  
  ガニの方が少し高め)が1,500~2,000円。

いかがだろうか。
これらを参考にすると、
「エクルビス」がいかに高級食材かということがわかると思う。

さて、
じゃあ何だ、「エクルビス」?

これは「アメリカザリガニ」のこと。
もともと食用として輸入され、
その後逃げ出したり食用ガエルのエサに移植されと、
瞬く間に日本中に広まったらしい。
それにしてもこれが美味いという。
塩茹でにしてエビと変わりなく、
いや、エビよりも濃厚な味が美味いのだそうだ。

ん~、実にそそられる。
どこかにいないだろうか?
いや、ザリガニのことではない。
ザリガニ獲りに出かけ、
調理をしてみようという 物好き 誇り高き食の冒険者がだ。


「エクルビス」
食べてみたい指数 ★★★★

070305.jpg













「ヒラメの昆布締め」。
釣り上げられた後すぐに活〆にされ、
1日半寝かされたヒラメ。
昆布にもいくらかこだわった。
これで美味くないはずがない。

って、
このヒラメ、
どうしたのかって?

HPのFishingを見ればわかっていただけます。
はい。
更新しております。


というわけで、
● 「ヒラメの昆布締め」

◇味   ★★★★

◇話題性★★★★


「食の考察 その23」で書いたことが少し気になっていた。
魚の旨みについてである。
少ないストレスで瞬時に活〆された魚が一番美味しいと書いた。
これは良い。

良いのだが、これでは中途半端だ。

たとえば良く見かける大型の魚料理専門店。
店内に悠々と魚が泳ぐ大きな生簀があり、
客の注文に応じてその魚を調理して出している。
この魚はどう思われるだろうか?

「鮮度は抜群に良いのだ。
だから美味いに決まっている!」

と考える人が多いのではないだろうか?
はたしてそうなのか?

今回の「食の考察」は、
活〆された後の魚の旨みについて考える。

日曜日の「安平」は、
大きな驚きと更にそれを上回る満足を与えてくれた。

「大将、まいりました。
 もう、ほんと、帰ります。
 おあいそお願いします」
「ハイよ、おあいそね

お上さんを促し立ち上がろうとするその刹那、

「ところでduoさん、これ何かわかる?」

大将が小鉢を差し出しながら聞いてきた。
これはおあいその計算ができるまでのつなぎだ。
気軽に受け取り小鉢の中を覗き見た。

070216.jpg

 

 

 

 

 

 

 

ふむ、白子には違いなさそうだが、
さて、何の白子か・・・

まさか大将の白子ってことは・・・
そんなことは言わねえがな。

 

「大将、ごちそうさんでした。
 おあいそお願いします」
「ハイよ、おあいそね!」

日曜日、お上さんと訪ねた「安平」。
仕上げに「トラフグの白子」をいただき大満足。
そろそろ席を立とうかと「秋鹿」を飲み干したところへ、

「ところでduoさん、ヨナキって知ってる?」

まさかここで蕎麦でもあるまい。

蕎麦じゃないとすると何だ?

「さあ?何スか、ヨナキって?」

「標準和名をテングニシっていう巻貝。
 美味いのよ。
 コリコリってして。
 アワビみたいな味わいなんよ」

「・・・」

「どう?食べて帰らん?」

というわけで上げかけた腰が静かに着地した。
どうにも酒飲みの急所というのは非常に分かりやすく、
しかもこれほどにも脆いものかとつくづく思うわけで。

  

「duoさん、そろそろ清酒に変えよか?」

絶妙のタイミングで大将が聞いてくる。

お腹もやっと落ち着き、

喉の渇きもビールで潤ったというところだ。

「そうですね、そろそろいってもらいましょうか」

「ハイよ、じゃあ焼きからね」


この日の安平、日曜日だというのに満員で、

大将は注文に追われかいがいしく動きながらも客のペースをよく見ている。

 

カウンター越しに焼き具合を見ている私。

良い色で焦げ目が付いてきたところで清酒を頼む。

「じゃあ、『秋鹿』を・・・」


ほどなく「秋鹿」を追いかけるように出てきたのは、


070214.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 



のどかな漁港を見下ろす座敷で遅めの昼食をとった。
人心地ついてお勘定を済ませ、
「ごちそうさま」
「ありがとうございました。どうぞまたお越しくださいませ」
の声を背に表に出る。

 

 

070213.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「おっ」

店に入るときは駐車場の片隅にあったカレイの干物の棚。
出るときは入り口正面の日陰になる場所に移動している。
なるほど。
陽射しを読んで引越したか。

これも魚を美味しくするための工夫だ。


というわけで今回の「食の考察」は、
「魚の旨み」についてのお話し。 


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